痛恨のフォアボール
6回裏のうちの攻撃が始まった。
後で知ったが、この回が始まる時、
内心監督もこの流れはアブナイと思っていたそうだ。
そこは隠して、「絶対に諦めるな!チャンスは必ずくる!」
と選手たちにゲキを飛ばしたらしい。
いよいよ、1番バッター。
するとこれまで好投を続けてきた相手エースが
突如乱れる。なんと、ストレートのフォアボール。
「スタミナ切れかもしれないね?」と隣の母仲間と顔を見合わせた。
2番バッター相手にも、ストライクがすんなりと入らない。
粘った末に、フォアボールを選んで、ノーアウト1,2塁とした。
これまで期待されながらタイムリーが出ていなかった
スラッガータイプの3番バッターが打席に。
ベンチも母の応援席もすっかり勢いが出て
これまで以上の大声援を送り続ける。
そして、待ちに待ったセンター前タイムリーヒットが出たのだ。
キャッタ~~!!イヤ~~った~~!!(母応援席)
ウォ~~!!ウォ~~!!(ベンチ応援団)
1点差として、なおもノーアウト1,3塁。
4番は粘ってフォアボールを選び、満塁!!
絶好のチャンスだったが、5番は凡打で1アウト満塁。
そこで登場の息子。「ガッツだよ~!!」
意味不明と、失笑されてしまったが必死の応援。
ようやくここで毎晩の素振りの成果が出た。
3塁横を抜けるタイムリーヒット!!ついに同点。
ここで、相手投手は降板となってしまい
リリーフ投手に代わったところで、あろうことか死球で押出し。
もう狂喜乱舞とはこのことだというほどの喜びよう。
ついでに空振りしたボールをキャッチャーが後逸してしまい
3塁ランナーがホームを踏んで2点勝ち越した。
2点ももらえば、うちのエースがあとはしっかり抑えてくれる。
そのことが、どんなに頼もしくありがたいことなのか
うちの選手達は本当の意味でわかっているだろうか?
7回表を危なげなく3者で抑えて試合終了。
やっとの思いで、2回戦突破だ。
さあ、明日は3回戦。もっと厳しい試合になるかもしれない。
負けたら引退だ。後悔のない試合をして欲しい。
頑張れ、みんな!!
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